すべて開く すべて閉じる クラック外壁のひび割れのこと。クラックの幅が0.3mm以下のものをヘアークラック、0.3mm以上のものを構造クラックと言い、構造クラックがある場合には、早急なメンテナンスが必要。外壁にひびが入ったままで放置しておくと、水が侵入し、支柱の腐食、シロアリ発生、サビ付いたりと様々な劣化の症状が発生する原因となる。チョーキング外壁に触れた際、チョークのような粉が手につく現象で、塗り替えの代表的なサイン。紫外線や直射日光、風雨などが原因となり、塗料の樹脂成分が劣化し、含まれた顔料が粉っぽく浮き出てしまっている状態で、塗膜の機能が落ちてきている証拠。 チョーキングを放置すると、外壁のひび割れやカビの発生などに発展する恐れがある。フィラー外壁の凹凸や、小さなひび割れの補修などに使われる下塗り塗料。下地に小さなひび割れがある場合は、プライマー(シーラー)の後にフィラーを塗布。プライマー(シーラー)下地が塗料を吸い込むことを防ぎ、また上塗り用の塗料と密着させる役割がある。塗料の吸い込みを均一化して色ムラをなくす効果もある。サイディング建物の外壁に使用する外壁材の一種。工場で生産されたものをそのまま使用できるため、品質が安定しコストがかからない。サイディングは、大きく4つに分類されており、窯業系サイディング・金属系サイディング・木質系サイディング・樹脂系サイディングがある。厚さは以前は12mmが主流だったが、現在では14mmや16mmが主流。 ALC(エーエルシー/パワーボード)高温高圧蒸気養生された軽量気泡コンクリートのことを指し、耐久性・耐火性・快適性に優れた多機能な外壁材。「Autociaved Lightweight aerated Concrete」の頭文字をとって名付けられた。旭化成建材の「へーベルパワーボード」が有名。厚さは75mm以上の厚型パネルと35mm~75mmの薄型パネルがあるが、木造や鉄骨造に使用されるのは薄型パネル。サイディングと異なり、施工後に塗装が必要。油性塗料溶剤の主成分がシンナーなどの揮発性有機溶剤を使用した塗料。塗装した塗料から有機溶剤を揮発させることで塗料を付着させる。水性塗料より密着性が強く、速乾性、耐久性に優れているが、匂いも強く、可燃性のため、施工時の取扱には注意が必要。水性塗料溶剤の主成分が水でできている塗料。シンナーなどの臭いが抑えられており、人体への悪影響もほとんどないのが特長。環境にも優しい。施工中の天気や湿度に影響を受けやすく、低温での施工には乾燥に時間がかかるため向かないが、完全に塗料が硬化すると水に溶けなくなる性質となる。(水性塗料の主成分である水分が乾燥工程で揮発して無くなり、塗膜は樹脂と顔料のみになるため。)シーリング(コーキング)工事外壁同士のジョイント部分や窓ガラスの隙間を埋める工事のこと。シーリングは地震等による外壁の動きに対応してその力を逃す役目、防水性や気密性を保つ役目がある。バルコニー2階以上にあり、住戸から外に張り出しているスペースのこと。この点についてはベランダと同様だが、ベランダと違って屋根がない。ベランダ2階以上にあり、住戸から外に張り出していて、ある程度の雨風をしのげる屋根のあるスペースのこと。屋根があるため、雨の日でも濡れずに過ごせたり、洗濯物も干すことができたりする。対して、バルコニーは、ベランダと同様のスペースだが屋根がない。アスファルト防水アスファルトをコーティングしたり、含ませたシートを重ねていく防水工事の工法。ウレタン防水塗膜防水の一種。液状のウレタン樹脂の塗布を重ねて、防水膜を作る。シート防水ゴム、塩化ビニールなど、 防水性のあるシートを重ねていく防水工事の工法。塗膜防水(とまくぼうすい)液状の防水材料を塗り、化学反応で防水の膜を作る防水工事の工法。細かい作業が必要な屋根やベランダなど、歩行を伴う場所の防水に有効。陸屋根(ろくやね・りくやね)ほとんど傾斜のない平らな屋根のこと。ビルやマンションに用いられることが多く、屋上庭園などとして利用できる。「平屋根(ひらやね)」ともいう。豪雪地方では落雪事故防止のため、鉄筋コンクリート構造での陸屋根を採用する住宅が増加。ただし、屋根に傾斜がないことで雨漏りの危険性が高く、防水工事が重要。セメント瓦屋根外見は非常に日本瓦に似ているものが多いが、セメント加工でき、塗装も可能。洋風ではモニエル瓦が有名。日本瓦より軽く、価格も安い。耐久性もあるが日本瓦と違い、15~20年で塗装が必要。日本瓦同様、重量があるため、地震対策には不向き。日本瓦屋根(にほんがわらやね)日本に古くから伝わる伝統的な屋根材。最近は街中で見ることが少なくなったが、田舎では、日本瓦の住宅がまだまだ多い。耐久性が高く、瓦自体は50年以上持つが、漆喰部分や下地部分にはメンテナンスが必要。重量があるため、地震対策には不向き。トタン屋根厚さ0.2~1.5mm程度の軟鋼板に亜鉛めっきを施した薄板で、比較的古い建物や住宅に多く見られる。 サビが出やすい屋根材。屋根カバー工法重ね葺き(かさねぶき)や被せ工法(かぶせこうほう)などとも呼ばれており、既存の屋根材(コロニアルなど)の上に新しい屋根材を被せて張る工法。既存の屋根材の撤去をしないため、処分の費用がかからず低コスト。新しく張る屋根材は軽量であるガルバリウム鋼板を用いることが多い。屋根葺き替え工事(やねふきかえこうじ)既存の屋根を剥がし、新しい屋根に葺き替える工事のこと。屋根のリフォーム工事の中でも、一番メリットが多い工事。屋根材はもちろん、その下に隠れている野地板、防水シートまで交換するため、長い耐久性が期待できる。さらに、現在の屋根材は軽量なものも多いため、耐震対策としても効果的。雪止め軒先に取り付けられる金具で、目的は落雪防止。特に、隣家との距離が短い場合はトラブル防止のためにも取り付けると良い。下葺き(したぶき)/ ルーフィング防水のために野地板等の上にシート状の材を敷く工程、またその材のこと。ルーフィングと呼ばれるものもその一種。(屋根の防水シートのことで、ルーフィングシートとも呼ばれる。) 下葺き材は、屋根材が仕上がってしまうと目に見えない部分だが、屋根の防水機能を維持するために重要な建材。野地板(のじいた)野地板とは屋根を葺くための下地になる板。厚さは1.2cm程度のものがよく使われ、通常、野地板は垂木の上に張る。野地板は屋根本体と同様、経年劣化し、雨水が屋根の内部に入り込んだ場合は腐食する恐れがある。腐食した野地板の張り替え費用は高額であるため、野地板の劣化状況に注意が必要。笠木(かさぎ)塀や腰壁、パラペットの頂へ被せる建材。 外周りに使うものは金属製が多い。笠木と笠木の継ぎ目の部分は雨水が浸入しやすいので要注意。 室内の階段の手摺り壁の頂に被せるものも笠木と呼ばれる。庇(ひさし)/霧よけ(きりよけ)玄関や窓などの開口部の上に設けられた小さな庇のこと。 霧や雨の室内への浸入を防ぐ役割がある。近年では取り付けられていないお家も多い。戸袋(とぶくろ)引き戸の雨戸を開けたときに収納する箱状のもの。雨戸があるのに戸袋がなく、レールの上にそのまま収納する仕組みのものもある。 雨戸(あまど)大きめの窓の開口部の外側に設けられた戸のことで引き戸、シャッター、折り戸とさまざまなタイプがある。雨戸が設置されてないお住まいや、小さめの窓のみだと、設置されていないお住まいもある。強い風雨や防犯の為に設置されることが多い。幕板(まくいた)境界を分けるような使い方をされる横長の板のこと。 外壁に設置されるものは接合部を隠して防水性を高める他、装飾的な意味合いで用いられる。ベースカラーとアソートカラーを仕切るアクセントカラーとして使われることも多い。這樋(はいどい)屋根の上を這うように設置された雨どい。 2階の竪樋から流れてきた雨水を1階の雨どいに導く役割を持っており、1階の屋根に設置されることが多い。 集水器 (しゅうすいき)/上合(じょうごう)軒樋と竪樋の交差する部分に取り付けられた箱状のもの。 軒樋を流れてきた雨水を集め、竪樋へと流し込む。 雨どい屋根に降った雨水を集め、地上や下水に排水させるための設備。取り付けられる部位によって様々な呼び方をされる。玄関の上などの大きな庇に取り付けられることもある。棟板金(むねばんきん)スレート屋根の一番尖った部分に被せる金属の山形の板。(大棟に取り付ける)一番高い部分で、出っ張っている部分のため、台風や飛散物の影響を受けやすい。雨漏りの原因になることもあるため、定期的なチェックがおすすめ。軒天(のきてん)屋根の真下部分にある壁、外壁から外側に出ている、屋根の裏部分。外壁や屋根同様、軒天も雨風や紫外線にさらされるため劣化しやすい。軒天に雨のしみや湿っているなどの症状があった場合、屋根に雨が侵入している可能性がある。破風(はふ)切妻屋根の妻側、三角形になっている部分のこと。ここに取り付けられる板を破風板と呼ぶ。屋根の形状によって切り妻破風、入母屋破風、唐破風と呼び分けられることもある。貫板(ぬきいた)木造建築において、柱等の垂直に立てられる建材と建材の間を通す水平材のことを貫といい、幅6cm~9cm、厚さ9mm~1.5cm程度の木の板。屋根工事においては、棟板金の中に入っている板の事で、屋根を板金や垂木をつなげる役目がある。木材なので経年劣化は避けられず交換はいつか必要になるが、最近では耐朽性に優れた樹脂製の貫板も出てきている。(当社は樹脂製の貫板を使用)ケラバ切妻屋根などで雨樋がついていない部分の屋根の端部分。建材や部材の名前ではなく、場所を示す言葉で妻側の端部分。寄棟屋根(よせむねやね)寄棟屋根とは4つの屋根面が四方に広がっている形状の屋根で、長方形の平面で妻側の三角形の屋根と平側の台形の屋根からなる。切妻屋根(きりづまやね)最も一般的でイメージしやすい、本を開いて四角に覆い被せた様な形の三角形の屋根のこと。シンプルで一番雨漏りがしづらい屋根の形状でもある。大棟(おおむね)屋根の頂上、お住まいの一番高いところにあり、屋根の面と面が交差する部分。屋根のほぼ中心にある水平な部分で、雨水の侵入を防ぐため、棟板金や棟瓦などが取り付けられている。隅棟(すみむね)/下り棟(くだりむね)寄棟屋根や入母屋屋根で四方の角に配置されている棟のこと。屋根の高い部分から見ると下っているので下り棟とも呼ばれる。ドーマードーマーとは、「ドーマーウィンドウ」の略で、主にロフトなどの屋根裏部屋への採光や通気を目的として屋根上に設置された窓および屋根のこと。屋根の勾配と同じ角度で取り付けられる天窓とは違い、窓は垂直に取り付けられるため、屋根から突き出している。鼻隠し軒先に取り付けられた水平の部材のこと。屋根内部への雨風の侵入を防ぐのが役割。破風と混同しやすいが、雨樋がついているほうが鼻隠しである。軒樋(のきどい)屋根の軒先に取り付けられた水平方向の雨樋。屋根の上に降った雨水を集める。特定の方向に勾配が付けられており、その方向に雨水を流すようになっている。竪樋(たてどい)垂直方向に取り付けられた雨樋。雨水を地上や下水へと導く。パラペット建物の屋上や陸屋根の外周部に設けられた低い立ち上がり壁のこと。扶壁(ふへき)や胸壁(きょうへき)とも呼ばれる。 墜落を防いだり、先端を保護し防水効果を高めるために取り付けられる。また、店舗など看板を取り付ける目的で、通りに面した部分だけ屋根を隠すような形で立ち上げられた壁もパラペットと呼ばれる。 FRP防水FRPは繊維強化プラスチック(Fiberglass Reinforced Plastics)の略称で、ガラス繊維などの強化材(補強材)で補強されたプラスチックのこと。強度・耐水性・成型性が優れていることから、船舶、水槽、バスタブ、波板、自動車など幅広く使用されている。 建物の屋上や陸屋根、ベランダなどの防水工事で使用され、 出来上がった防水層は、継ぎ目のないシームレスな層となり、優れた防水性能を発揮。アスファルトシングルアスファルトシングルは屋根材の種類のひとつ。海外でアスファルトシングルは100年以上前から使用されている定番の屋根材で、 日本では建築基準法の改正によって使用が認められ、マンションや戸建て住宅の屋根に使用されるようになった。 石粒で覆っているため傷つきにくく、防水性・耐候性・耐久性に優れている。軽量で耐震性も高いため、地震対策にも適した屋根材。 その一方で、強風に弱く、表面の石粒が落ちてきてしまうこともある。放置すると見た目も悪くなるだけでなく、劣化を早める原因になるため、5〜10年の定期メンテナンスがおすすめ。スレートスレートとは日本で最も使用されている屋根材で、粘板岩を薄い板状に加工したもののこと。 粘板岩を素材としたものは「天然スレート」と呼ばれ、自然の風合いを生かした高級感のある素材だが非常に高価。日本ではあまり普及していない。 現在日本で普及している多くは、「化粧スレート」と呼ばれ、セメントに繊維素材を混ぜて薄い板状に加工したもの。商品名ではコロニアル・カラーベストが有名。コロニアルケイミュー株式会社が取り扱う化粧スレートの商品名。流通量が多い商品のため、化粧スレートのことをコロニアルと呼ぶ人も多い。その他、カラーベストとも呼ばれている。 新築の屋根材でコロニアルは最も使用されており、ケイミュー株式会社が化粧スレート市場の大半を占有。 お問い合わせはこちらTEL. 0493-81-5538お電話でのお問い合わせもお待ちしています